AIと、本を売ってみる
自分のKindle本をPinterestから売る配信実験。AIにPinを作らせ、人が判断と検証を握る。配信メソッドの実地検証と、注釈つき実例の採取を兼ねる。
試してみる →自分のKindle本をPinterestから売る配信実験。AIにPinを作らせ、人が判断と検証を握る。配信メソッドの実地検証と、注釈つき実例の採取を兼ねる。
試してみる →本を一冊書き上げると、次に立ちはだかるのは「どう届けるか」です。書くところまでは進めても、届け方になると急に手が止まる——そんなこと、ありませんか。この実験室は、その「届ける」の部分を、AIと一緒に試してみる場所です。
題材は、自分のKindle本『AIに聞くほど考えられなくなる?』。これを Pinterest から売ってみます。広く当てにいくのではなく、自分に届く範囲の需要に、丁寧に置きにいく試みです。
はじめは英語圏向けの別プロダクトを設計していました。けれど、需要を確かめないまま作り込んでいたことに気づき、いったん棚に戻しました。代わりに選んだのが、明日出る自分の本を、自分の手で売ってみることです。
理由はシンプルです。市場の大きさより、いま自分に届く読者に手が届くこと。そして何より、配信のやり方を机上で語る前に、自分で一度通してみたかった。いわゆるドッグフーディング——自分の方法を、まず自分に使ってみる、ということです。
Pinの文案も画像も、AIに作らせます。ただし、AIに丸投げはしません。コピーは本文や特典キットに根拠を取りながら出し、本に書いていない言葉は載せない。画像は、保存されやすい型(縦長・読みやすい見出し・本にある項目のリスト)を、好みではなく調べた根拠に寄せて決めます。
届いたあとは、UTM付きのリンクと計測タグで、保存・外部クリック・特典ダウンロードといった質的なシグナルだけを、しばらく静かに観察します。売上や率は、初月は追いません。芽がどの角度に出るかを、まず見つけるためです。
この実験を貫く考え方は、本の主張そのものです——AIに任せながら、考えることをやめない。
AIに作らせるほど、判断と検証は人の側に残します。どの切り口に賭けるか、その言葉は本当に本に根ざしているか、初見の人にも伝わるか。決めて、確かめて、次の問いを立てる。その部分は手放さない。売り方そのものを、本の思想で動かしてみる試みです。
ねらいは三つ。本が一冊でも多く届くこと。配信のやり方が本当に効くのかを確かめること。そして、あとから振り返れる注釈つきの実例を残すこと。
この過程は、azaslab.com の Lab Journal に連載していきます。うまくいったことも、こちらの取り違えも、あなたが自分の発信で持ち帰れる形に開いて書いていきます。